キャンパス紹介

情報・エレクトロニクス学科

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電気電子工学科

中島健介研究室

超伝導デバイス 超高周波 テラヘルツ波

超伝導で拓く未踏の周波数領域「テラヘルツ」

パソコンの高速化をCPUのクロック周波数が何ギガヘルツ(GHz)かで実感することからもわかるように、エレクトロニクスの進歩は、より高い周波数への挑戦の歴史だと言っても過言ではありません。そして今や最先端のエレクトロニクスはギガヘルツ(GHz)よりさらに3桁上のテラヘルツ(THz)という未踏の周波数領域に踏み込もうとしています。テラヘルツ波は、将来の超高速大容量通信を支える貴重な周波数資源であるだけではなく、X線に代わる透過画像撮影や化学物質の分析など幅広い応用が期待されています。我々の研究室では超伝導デバイスの超高速性を活用して高性能にテラヘルツ波を発振・検出するデバイスの研究を行っています。

在学生、卒業生より

佐藤浩美

電気電子工学科3年

Q.電気電子工学科を選んだ理由は?
東日本大震災の際、停電して真っ暗な夜を幾晩も過ごし、携帯電話の残りわずかな電池さえとても貴重と感じました。電気の重要性を改めて知り、電気エネルギー工学などの研究ができる本学科で学びたいと強く思いました。
Q.山形大学に入ってよかったと思うことは?
山形大学ではエンジニアとしての専門的知識だけでなく、技術者が身につけるべき倫理観を養うことができます。熱心な先生方が多く、学習面もとても充実しており、自分の力を伸ばせる素敵なところだと思います。

 

吹野武秀

2015年3月電気電子工学科卒業、東北電力株式会社 就職

Q.山形大学を選んだ理由は?
地元就職に強い大学を希望しており、オープンキャンパスで山形大学工学部の就職率の高さと就職先の豊富さに驚き、進学を決めました。実際の就活でも、多くの推薦の中から行きたい企業を見つけることができました。
Q.現在のお仕事について
研究職よりも現場の方が自分に合っており、学部で学んだ知識を活かすことができると考えて就活する中で、地元のために尽力することができ、学部の先輩たちも毎年就職している東北電力で働きたいと思いました。

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