キャンパス紹介

応用生命システム工学科

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応用生命システム工学科

新関久一研究室

生体生理工学

無侵襲計測による呼吸循環系機能のモニタリング

 呼吸循環系は生命維持に直結する重要な身体のシステムであり、恒常性を維持するための制御機構があります。その調整のしくみを解明し、健康医学や福祉工学に貢献することを研究目的としています。そのために生体信号の無侵襲的計測から、工学的手法を用いて信号を解析し、診断手法の開発や生理現象の機能を推定する研究を行っています。研究室ではお互いが被験者になり生体信号を計測することから研究が始まります。そのデータの積み重ねから生命の 理 を見つけられると信じ、日々試行錯誤しながら研究に取り組んでいます。最近はできるだけ無拘束な手法で、ストレスや代謝、血圧、身体バランスの衰えなどの有用な生体情報を提供するデバイスやソフトウェアの開発にも力を入れています。

 

在学生より

菅原裕貴

応用生命システム工学科4年

 高校時代、私は工学と生命を結びつけた研究が多い応用生命システム工学科に興味を持ち山形大学に入学しようと決めました。入学した当初は食事の準備やその他の家事をするのは大変でしたが、今は徐々に生活に慣れていきました。
 研究室では新関先生や齊藤先生のもとで日々研究室のみなさんと楽しく研究に臨んでいます。実験や研究だけでなく、様々なイベントも研究室で行われチームワークが育まれているような気がします。研究に関する知識だけでなく様々なことを学んでいます。
 サークルはサッカーサークルに所属しています。このサークルは自分たちが立ち上げ、場所や人数の確保など大変なことが多かったですが、協力してくれた先生や友人たちのおかげで活動していくことができました。今は、週に一回ほどしか活動していませんが、みんなと一緒にサッカーできることを幸せだと感じています。

鈴木昂裕

応用生命システム工学専攻2年

 私は他大学の電気電子工学科から応用生命システム工学専攻に進学しました。学部では信号処理に関する研究を行っており、その技術を医療分野に応用したいと考え大学院への進学を決めました。その中で本学を選んだ理由は生命系の幅広い研究分野から自分の興味にあった研究を選べたからです。現在、研究では無侵襲に生体情報を計測するための信号処理アルゴリズムについて検討を行っております。毎日が試行錯誤の連続で大変なこともありますが、人々の健康促進に貢献したいと思って取り組んでいます。
 新関研究室では齊藤研究室と合同で年間を通して様々な催しがあります。このようなイベントで研究室内の仲を深められ、私生活と研究のバランスがきちんと取れるのもこの研究室ならではだと思います。

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